へいくんくんのブログ

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PT国家試験対策問題!  ~理学療法評価法・MMT編~ 第15回

 

 

こんにちわ、へいくんです☆

 

今回は理学療法評価法のMMT編です。2パートに分かれています。

 

MMTですが、へいくんはいつも本を参考にして問題を作っているのですが、ページのボリュームがすごい多いですね。それほど範囲が広く、深く出されているかなーって感じがします。

 

実習や実技などで体得している方も多いと思いますが、意外と問題でってなると難しい部分もあります。

 

頑張って慣れていきましょう

 

予めご了承してほしいのは、画像問題がないことです。画像問題からも文章に書き替えて問題を作っている部分もあります。

 

すみません。

 

 

今回は全部で18問です。

 

では、行ってみましょう。

 

 

クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019

クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019

 

 

 

 

問1Danilsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
1. 順序尺度である。
2. NormalからTraceの段階評価である。
3. 実施に当たって性別は考慮しない。
4. 個々の筋の筋力が測定可能である。
5. 段階2は最大筋力の約40%に相当する。

 

問2 Danilsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 痙縮筋に対して適用できる。
2. 顔面の筋は5段階で機能評価する。
3. 体幹の筋は6段階で機能評価する。
4. 筋力3以下の段階付けの信頼性は高い。
5. 筋力3は抑止テストを用いない。

 

問3 Danilsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
1. 検査はNormalから実施する。
2. 抵抗を加える部位は被験筋の働く関節の末梢側の骨近位部である。
3. 筋持久力の評価も可能である。
4. Traceは重力の影響を最小限にした肢位で実施する。
5. Break testは四肢やその他の身体の運動到達最終域で抵抗をかけることである。

 

問4 Danilsらの徒手筋力テストで、検査する筋の段階と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 腸腰筋の段階3-側臥位
2. 中殿筋の段階1-腹臥位
3. 大腿四頭筋の段階3-座位
4. 前脛骨筋の段階4-立位
5. 下腿三頭筋の段階2-背臥位

 

問5 Danilsらの徒手筋力テストで段階5の抵抗の位置が正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 肩関節内転と下制は上腕骨近位に抵抗を加える。
2. 肩関節外旋は前腕部のできるだけ肘の近くで抵抗を加える。
3. 手関節背屈の抵抗部位は中手骨背面で前下方に加える。
4. 肘関節伸展は前腕近位部に抵抗を加える。
5. 母指MP関節屈曲の抵抗部位は基節骨に対してMP関節伸展方向に加える。

 

問6 Danilsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ選べ、
1. 肩関節屈曲は前腕中間位にさせ体幹を固定して行う。
2. 肩関節外転は体幹を反対側へ屈曲し傾けるようなことがあっても構わない。
3. 肘関節屈曲は上腕筋の測定は前腕中間位で測定する。
4. 股関節伸展は患者を腹臥位にして行う。
5. 膝関節伸展は抵抗を加える手は下肢の下端にあてがう。

 

問7 Danilsらの徒手筋力テストで筋力4を測定する際に肩関節内転・内旋位にさせて行うのはどれか。
1. 前鋸筋
2. 棘下筋
3. 肩甲下筋
4. 大菱形筋
5. 僧帽筋中部線維

 

問8 Danilsらの徒手筋力テストで筋力2を抗重力位で測定するのはどれか。2つ選べ。
1. 膝関節伸展
2. 肩関節屈曲
3. 股関節外転
4. 肘関節伸展
5. 体幹伸展

 

問9 Danilsらの徒手筋力テストで段階2における筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 棘上筋―腹臥位
2. 大菱形筋―側臥位
3. 肩甲下筋―腹臥位
4. 小円筋―背臥位
5. 前鋸筋―座位

 

問10 Danilsらの徒手筋力テストで足関節底屈のテストで正しいのはどれか。
1. 立位で、最大可動域範囲で踵持ち上げを15回行えれば段階5である。
2. 立位で可動範囲の一部で踵持ち上げを行えた場合は2-である。
3. 腹臥位で完全な底屈運動ができて最大抵抗に耐えられれば2+である。
4. 腹臥位で完全な底屈運動ができるが抵抗に耐えられない場合段階2-である。
5. 腹臥位で可動域の一部分だけ足関節を底屈できれば、1である。


問11 Danilsらの徒手筋力テストの段階4の検査で検査する運動と抵抗を加える部分の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 股関節伸展―下腿遠位部後面
2. 股関節屈曲―大腿近位部前面
3. 股関節屈曲位からの外転―下腿遠位部外側面
4. 股関節内転―大腿遠位部内側面
5. 股関節外旋―下腿遠位部外側面

 

問12 Danilsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
1. 股関節伸展筋力4は股関節伸展30°の抵抗値で求める。
2. 股関節屈曲筋力3の運動範囲は0°~145°である。
3. 股関節内転筋力4の非テスト側下肢は45°外転させる。
4. 大腿筋膜張筋筋力3の運動範囲は外転30°あればよい。
5. ハムストリングス筋力は膝関節屈曲120°の抵抗値で求める。

 

問13 Danilsらの徒手筋力テストで段階2の測定肢位で正しいのはどれか。
1. 小殿筋は腹臥位で行う。
2. ハムストリングスは側臥位で行う。
3. 腸腰筋は側臥位で行う。
4. 後脛骨筋は仰臥位で行う。
5. 縫工筋は側臥位で行う。

 

問14 Danilsらの徒手筋力テストで座位で筋力3を判定できるのはどれか。2つ選べ。
1. 大胸筋
2. 肩甲下筋
3. 上腕三頭筋
4. 縫工筋
5. 下腿三頭筋

 

問15 Danilsらの徒手筋力テストで段階2の検査で検査する筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 腸腰筋―背臥位
2. 中殿筋―背臥位
3. 大腿四頭筋―腹臥位
4. 縫工筋―背臥位
5. ヒラメ筋―側臥位


問16 Danilsらの徒手筋力テストで座位で行うのはどれか。2つ選べ。
1. 股関節水平外転の段階2
2. 肩関節水平内転の段階3
3. 肘関節屈曲の段階1
4. 股関節外旋の段階2
5. 膝関節伸展の段階3

 

問17 Danilsらの徒手筋力テストで段階3の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 足関節背屈ならびに内がえしー腹臥位
2. 股関節伸展―側臥位
3. 肩甲骨内転と下方回旋―座位
4. 肩関節内旋―腹臥位
5. 骨盤挙上―背臥位

 

問18 Danilsらの徒手筋力テストの右外腹斜筋と左内腹斜筋の検査で正しいのはどれか。
1. 内・外腹斜筋の収縮を視認または触知できれば段階2である。
2. 右側の肩甲骨下角が検査台から離れなければ段階1である。
3. 右側の肩甲骨が検査台から離れれば段階3である。
4. 上肢を胸の前で組んだ状態で、右側の肩甲骨が検査台から離れれば5である。
5. 上肢を頭の後ろで組んだ状態で、右側の肩甲骨が検査台から離れれば段階4である。

 

 

 解答は下にあります。お疲れ様です!

 

 

 

 

 

解答  
問1 1
問2 35
問3 5
問4 35
問5 35
問6 45
問7 4
問8 25
問9 35
問10 3
問11 14
問12 4
問13 2
問14 34
問15 24
問16 15
問17 45
問18 3

 

 

では、また。

 前回の解剖学・脳血管編の復習はこちらから。
www.heikunkunblog.work

 

 

 

クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019

クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019