へいくんくんのブログ

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第7回~上肢・下肢の運動学編~ PT国家試験対策問題!

こんにちわ、へいくんです☆

 

今回の範囲は上肢・下肢の運動学の範囲です。全部で25問ありますが頑張りましょう。

 

では、いってみよう。

 

問1肩甲上腕関節の外旋筋について正しいのはどれか。
1. 広背筋は外旋筋である。
2. 三角筋中部線維は外旋筋である。
3. 小円筋は外旋筋である。
4. 大胸筋は外旋筋である。
5. 棘上筋は外旋筋である。

 

問2肩関節の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 広背筋は屈曲に作用する。
2. 大円筋は外旋に作用する。
3. 肩甲下筋は内旋に作用する。
4. 大胸筋胸肋部は内転に作用する。
5. 三角筋前部は内転に作用する。

 

問3肩甲骨の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 挙上―小胸筋
2. 下制―小胸筋
3. 外転―僧帽筋
4. 内転―菱形筋
5. 下方回旋―前鋸筋

 

問4肩関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
1. 屈曲―棘上筋
2. 伸展―大円筋
3. 外転筋―棘下筋
4. 外旋―肩甲下筋
5. 内旋―小円筋

 

問5誤っているのはどれか。
1. 前鋸筋は肩甲骨の上方回旋に働く。
2. 棘上筋は肩甲上腕関節の外転作用がある。
3. 肩甲挙筋は肩関節の外転方向の運動に関与する。
4. 前鋸筋は肩甲骨の下制に関与する。
5. 大胸筋は肩甲骨屈曲に関与する。


問6肘関節屈曲に作用するのはどれか。2つ選べ。
1. 肘筋
2. 上腕筋
3. 回外筋
4. 腕橈骨筋
5. 上腕三頭筋

 

問7前腕の運動について誤っているのはどれか。
1. 腕橈骨筋は前腕回外に作用する。
2. 橈側手根屈筋は前腕回内に作用する。
3. 長母指外転筋は前腕回内に作用する。
4. 腕橈骨筋は前腕回内に作用する。
5. 円回内筋は前腕回内に作用する。

 

問8指尖つまみに比べて横つまみでより働く筋はどれか。
1. 短掌筋
2. 虫様筋
3. 短母指伸筋
4. 短母指外転筋
5. 第1背側骨間筋

 

問9手で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. フローマン検査は尺骨神経麻痺を診る検査である。
2. MP関節は1度の運動自由度を持つ。
3. PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である。
4. 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。
5. 手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる。

 

問10手指の運動とそれに作用する筋の組合せで誤っているのはどれか。
1. 母指MP関節伸展―短母指伸筋
2. 小指MP関節屈曲―短小指屈筋
3. 環指MP関節外転―背側骨間筋
4. 小指MP関節内転―掌側骨間筋
5. 中指MP関節伸展―虫様筋


問11手について正しいのはどれか。
1. 側副靭帯は拳を強く握った際の関節の安定性に寄与する。
2. 母指の中手骨は大菱形骨との間に楕円関節を作る。
3. 手の内在筋が萎縮すると手掌は平坦に変形しない。
4. 手掌の皮膚は手背よりも伸展性に富む。
5. 鉤形握りとは母指と他の指との運動により可能となる。

 

問12基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 外旋―大殿筋
2. 伸展―腸腰筋
3. 内転―中殿筋
4. 屈曲―大腿二頭筋
5. 屈曲―大腿筋膜張筋

 

問13股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
1. 屈曲―梨状筋
2. 伸展―大殿筋
3. 内転―薄筋
4. 内旋―上双子筋
5. 外旋―半腱様筋

 

問14基本肢位からの股関節の運動について正しいのはどれか。
1. 屈曲時に腸脛靭帯は緊張する。
2. 伸展時に坐骨大腿靭帯は緊張する。
3. 外転時に大腿骨頭靭帯は緊張する。
4. 内旋時に恥骨大腿靭帯は緊張する。
5. 屈曲時に腸骨大腿靭帯は緊張する。

 

問15基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
1. 外転―薄筋
2. 外旋―半腱様筋
3. 屈曲―恥骨筋
4. 内旋―大殿筋
5. 内転―梨状筋

 

問16椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときに見られるのはどれか。
1. 外側側副靭帯の弛緩
2. 内側側副靭帯の弛緩
3. 前十字靭帯の緊張
4. 後十字靭帯の緊張
5. 半月板の後方移動

 

問17膝関節で正しいのはどれか。
1. 外側副靭帯は立脚期の膝の安定性に関与しない。
2. 立位・歩行の立脚期に脛骨の外旋が起こる。
3. 内側半月は内側側副靭帯に直接固定される。
4. FTAは膝OA患者では外反傾向が高い。
5. Mikulicz線は正常では膝関節の内側を通る。

 

問18膝関節屈曲位における筋と下腿への作用との組合せで正しいのはどれか。
1. 縫工筋―外旋
2. 半腱様筋―内旋
3. 膝窩筋―外旋
4. 大腿二頭筋―内旋
5. 大腿筋膜張筋―内旋

 

問19膝関節について正しいのはどれか。
1. 屈曲角度が増すと、転がり運動が多くなる。
2. 関節運動による内側半月板の移動量は外側半月板よりも大きい。
3. 前十字靭帯の主な作用は脛骨と大腿骨の間の左右剪断力を制限することである。
4. 半月板の外縁は内縁より厚い。
5. 半月板は大腿骨と膝蓋骨の適合性を高める。

 

問20足部アーチについて正しいのはどれか。
1. 外側縦アーチの要石は外側楔状骨である。
2. 外側縦アーチは内側縦アーチよりも長い。
3. 内側縦アーチは外がえしで高くなる。
4. 内側縦アーチは中足指節関節の伸展時に高くなる。
5. 足根骨部の横アーチで高い位置にあるのは立方骨である。


問21誤っているのはどれか。
1. 足部のアーチは安定性確保、衝撃吸収を担っている。
2. 足底腱膜は踵骨隆起から始まる。
3. ウィンドラス機構は爪先立ちで足底腱膜が伸張され外側縦アーチの緊張が増加する。
4. トラス機構は荷重により主に足底腱膜の伸張により体重を分散する。
5. 1よりウィンドラス機構は主に安定性の確保に関与する。

 

問22足部縦アーチの保持に関与する筋・靭帯で正しいのはどれか。
1. 虫様筋
2. 後脛骨筋
3. 前距腓靭帯
4. 短母指伸筋
5. 浅横中足靭帯

 

問23足部の内がえしに作用する筋はどれか。2つ選べ。
1. 後脛骨筋
2. 前脛骨筋
3. 第3腓骨筋
4. 短腓骨筋
5. 長指伸筋

 

問24誤っているのはどれか。
1. 足部の外がえしは外反とも言い、母指側が上になる状態である。
2. 外側縦アーチのKey stoneは舟状骨である。
3. 内がえしの運動は第2指の長軸を中心として生じる。
4. ショパール関節は距舟関節と踵立方関節を合わせたものである。
5. リスフラン関節は平面関節である。

 

問25足について正しいのはどれか。
1. 距舟関節の運動軸は膝軸に対して内捻5~15°である。
2. 内反治療のブロック注射は第3腓骨筋に行う。
3. ベーラー角は通常は40~50°である。
4. ベーラー角は踵骨骨折があると角度は減少する。
5. 顆間距離は背屈運動により減少する。