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PT国家試験対策問題! ~病理学編~   第13回

 

こんにちわ、へいくんです☆

 

今回は病理学編です。

 

実際の理学療法の国家試験にはだいた6%ほどしか出ないらしいのですが、

 

でる範囲は決まっており、ここで点を稼げる場所でもあります。

 

頑張って覚えましょうね。

 

今回は全部で15問です。

 

では、行ってみましょう。

 

 

クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士国家試験問題解説 2018: 共通問題

クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士国家試験問題解説 2018: 共通問題

 

  

 

問1長期臥床による不動化の影響として正しいのはどれか。

1.筋節長の不動化

2.疼痛閾値の上昇

3.関節の過剰の安定化

4.脊髄前角細胞数の減少

5.血中カルシウム濃度の低下

 

2臥床による影響について正しいのはどれか。

1.耐糖能は上昇する。

2.クレアチニン・クリアランスは低下する。

3.尿中へのカルシウム排泄は低下する。

4.上肢筋と下肢筋は同等に筋力低下が起こる。

5.筋細胞膜のアセチルコリン感受性の増強が生じる。

 

3萎縮について誤っているのはどれか。

1.飢餓は全身萎縮に含まれる。

2.悪液質性の萎縮は悪性腫瘍の際に全身の消耗性萎縮が起こる。

3.圧迫性の萎縮は長時間の圧迫が原因である。

4.骨折と筋肉・骨の萎縮は関与しない。

5.ホルモン刺激の減衰による萎縮を神経性の局所性萎縮に含まれる。

 

4アポトーシスで正しいのはどれか。2つ選べ。

1.局所の組織の不可逆的な障害による細胞死をアポトーシスという。

2.高濃度の酸素で予防できる。

3.DNAの断片化が生じる。

4.マクロファージの浸潤を伴う。

5.核、細胞質は萎縮する。

 

5誤っているのはどれか。

1.細胞傷害によって起きた不可逆的な病理形態像のことを異形成という。

2.形や構造を失わずに細胞数は増加せず容積が正常以上に発育することを肥大という。

3.過形成は細胞数が増加し結果として容量が大きくなる。

4.ホルモン性肥大には末端肥大症や巨人症が含まれる。

5.母組織が異なった組織に変化した状態を化生という。

 

 

6急性炎症について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.初期には血管透過性が低下する。

2.腫脹は炎症の5徴の1つである。

3.マクロファージの集積は持続し、Tリンパ球と相互に刺激しあう。

4.白血球の活性化により疼痛が生じる。

5.拘縮は急性炎症の徴候に含まれる。

 

7急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。

1.血管内皮細胞の損傷

2.血漿蛋白の滲出

3.好中球の集積

4.サイトカインの分泌

5.組織の線維化

 

8急性炎症が主な病態であるのはどれか。

1.五十肩

2.痛風性関節炎

3.結核性膝関節炎

4.肘離断性骨軟骨炎

5.上腕骨外側上顆炎

 

9誤っているのはどれか。

1.結髪困難はドライヤーをかけるなどが難しい。

2.結帯困難はエプロンのひもを結ぶなどが困難になる。

3.テニス肘は前腕伸筋群に反復してかかる負荷によって疼痛が生じる。

4.線維が細胞の増殖や過剰な細胞外基質の貯蓄は急性炎症に見られる。

5.慢性炎症により臓器の機能障害の重要な原因の1つである。

 

10正常な肉芽の特徴はどれか。2つ選べ。

1.出血しやすい。

2.乾燥している。

3.感染しにくい。

4.白色である。

5.分泌物が多い。

 

 

11創傷治癒で瘢痕組織の形成に主に関わるのはどれか。

1.角化細胞

2.メラノサイト

3.血管内皮細胞

4.線維芽細胞

5.脂肪細胞

 

12浮腫について正しいのはどれか。

1.毛細血管から血管外への透過性が低い状態である。

2.ナトリウムイオンと水分の低下によって循環血漿量が低下している状態である。

3.毛細血管内圧の上昇により血管外へ水分が移動している。

4.リンパ浮腫はリンパ管の閉塞により組織からの水分排泄が阻害される状態である。

5.間質の浸透圧の低下により炎症性浮腫が起こる。

 

13リンパ浮腫について誤っているのはどれか。

1.心不全が原因となりうる。

2.ネフローゼ症候群が原因となりうる。

3.肺塞栓症の原因の1つである。

4.腹水を伴う。

5.手術後、比較的早期だけでなく数年後でも起こる可能性がある。

 

14誤っているのはどれか。2つ選べ。

1.充血とは静脈系からの血液供給が増加する。

2.うっ血とは動脈血からの血液の流出が障害される。

3.梗塞とは1つの細胞単位の壊死は梗塞とは言わない。

4.血液成分の中でも白血球や血漿成分のみの場合は出血とは言わない。

5.血栓症は血栓が形成されて閉塞した状態をいう。

 

15良性腫瘍と悪性腫瘍の特徴について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.前者の方が発育形式は浸潤性である。

2.後者の方が核・細胞質の比率が大きい。

3.前者の方がクロマチンの増加を認める。

4.前者の方が分化度は高い。

5.前者の方が出血壊死を伴いやすい。

 

 

解答 ↓にあります。

 

 

 

問1   3
問2   2
問3   4
問4   35
問5   1
問6   24
問7   5
問8   2
問9   4
問10   13
問11    4
問12   3
問13   3
問14   12
問15   24

 

 

 

クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019

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