へいくんくんのブログ

介護系の仕事、知識、普段の日常を発信していきます!

第5回の続き ~生理学・筋編~ PT国家試験対策問題!

こんばんわ、へいくんです☆

今回は生理学の筋の範囲です。

全部で15問あります。では頑張っていきましょう。

 

 

問1筋細胞の比較について正しいのはどれか。
1. 平滑筋は多核細胞である。
2. 骨格筋には横紋がない。
3. 内臓の不随意筋は平滑筋である。
4. 平滑筋の方が横紋筋よりも電気刺激閾値は低い。
5. 平滑筋にはサルコメアがみられる。

 

問2骨格筋の組織所見について正しいのはどれか。
1. 細胞核などの好塩基性の部分はエオジンで染まる。
2. 細胞質などの好酸性の部分はヘマトキシリンで染まる。
3. リンパ球は紫色で染まる。
4. 赤血球は緑色に染まる。
5. 骨格筋には筋線維の核が存在しない。

 

問3骨格筋について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 筋線維で、タイプⅠよりタイプⅡbのほうが早く収縮できるが疲労しやすい。
2. タイプⅡbは抗重力筋に多い。
3. タイプⅠは酸化によりATPを得る。
4. 赤筋は酸化還元酵素活性は高い。
5. ミオグロビンの含量が多いと白く見える。

 

問4骨格筋について誤っているのはどれか。
1. 疲れて動かなくなると困る呼吸運動のための筋には赤筋が多い。
2. 腕や足、指の筋などには白筋が多い。
3. 筋収縮のATP供給方法には、クレアチンリン酸と嫌気的解糖、酸化的リン酸化がある。
4. タイプⅡ線維はミトコンドリアが少ない。
5. タイプⅡ線維よりタイプⅠ線維の方が、毛細血管が密である。

 

問5骨格筋における筋線維について正しいのはどれか。
1. タイプⅡ線維は赤筋とも呼ぶ。
2. 赤筋の方が太い。
3. 速筋線維の方が、グリコーゲンが少ない。
4. タイプⅡ線維はピルビン酸による瞬発的な収縮が可能である。
5. 単一筋線維が発生する張力の大きい順として、タイプⅡb>Ⅰ>2aである。


問6骨格筋の興奮収縮連関について正しいのはどれか。
1. 筋小胞体からマグネシウムイオンが放出される。
2. 横行小管の中をカルシウムイオンが運搬される。
3. アクチンフィラメントのATPが加水分解を生じる。
4. ナトリウムイオンチャネルが開いて筋細胞膜の脱分極が起こる。
5. トロポミンが移動してミオシンフィラメントの結合部位が露出する。

 

問7骨格筋の構造で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. A帯を明帯という。
2. A帯は筋収縮時に短縮する。
3. I帯の中央部にZ帯がある。
4. Z帯は筋収縮時に伸長する。
5. Z帯とZ帯との間をサルコメアという。

 

問8筋張力について誤っているのはどれか。
1. 筋が生体内での長さ付近の時に活動張力は最大となる。
2. 全張力から静止張力を引くと活動張力になる。
3. 求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が小さい。
4. 等尺性運動は求心性運動よりも大きな張力を発揮できる。
5. 筋長力が一定の場合、短縮速度は負荷が大きいほど速い。

 

問9骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。
1.1つは与える刺激の頻度によって収縮形態が異なる。
2.電気刺激を与えた場合に筋活動電位が収縮に先行して生じる。
3.刺激頻度を5~6Hzに上げると強縮が起こる。
4.速筋は遅筋に比べて運動閾値が高い。
5.筋線維の活動電位の持続時間は短収縮の持続時間よりも短い。

 

問10運動単位について誤っているのはどれか。全て選べ。
1. 運動単位とは1つの運動ニューロンとそれが支配する多種の筋線維群のことである。
2. 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。
3. 活動電位の発射頻度は200回/秒を超えることは困難である。
4. サイズの原理により筋を徐々に収縮すると閾値の高い運動単位が先に活動を始める。
5. 筋周膜は運動単位に含まれる。


問11筋紡錘について誤っているのはどれか。2つ選べ。
1. ゴルジ腱器官は筋伸長時のみ興奮する。
2. 筋紡錘は筋の長さとそれが変化する速さを感知する感覚器である。
3. γ運動線維よりα運動線維の運動速度の方が速い。
4. Ⅰb群線維の興奮はα運動ニューロンに対して抑制的に働く。
5. 一次終末は核袋線維に終止し絶対長の変化を検知する。

 

問12正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 脛骨神経の電気刺激による下腿三頭筋の反射をホフマン反射という。
2. 1.により誘発された単シナプス反応をM波という。
3. 筋紡錘の二次終末につくⅡ群線維は遠心性線維である。
4. Ⅰa群線維は核袋線維と核鎖線維の両方に終末をもつ。
5. 錘内筋はAβ線維の支配を受ける。

 

問13誤っているのはどれか。
1. 深部腱反射は腱をハンマーなどで叩いた時、筋が不随意に収縮する反射である。
2. γ運動ニューロンはα運動ニューロンから抑制性支配を受ける。
3. 折りたたみナイフ現象に関与する感覚神経はⅠb線維である。
4. 自原抑制の中枢は脊髄にある。
5. 自己抑制の受容器とはゴルジ腱器官である。

 

問14反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。
1. 下顎反射はC1~3である。
2. 上腕二頭筋反射はC3,4である。
3. 上腕三頭筋はC6~8である。
4. 膝蓋腱反射はT12,L1である。
5. アキレス腱反射はL3,4である。

 

問15反射について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 角膜反射は中脳に反射中枢がある。
2. 眼輪筋反射は小脳に反射中枢がある。
3. 腹壁反射は胸髄に反射中枢がある。
4. 伸張反射は2シナプス反射である。
5. ゴルジ腱器官反射は2シナプス反射である。

 

解答

 

 

 

問1  3
問2  3
問3  13
問4  4
問5  4
問6  4
問7  35
問8  5
問9  3
問10  12345
問11  15
問12  14
問13  2
問14  3
問15  35